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上京大学生の気楽な一人暮らし

   
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すべてがFになる
現代の若者の割には活字離れの進行は遅い方だと自負していますはんどるですが




先日文庫本をジャケ買いしました




基本的に本を読むときは薦められた本かもしくは面白かった作家さんの物かどちらかなのですが




書店の中にあるおすすめコーナーにおいてあった表紙に一目ぼれしてしまい


筆者がだれなのか、どんな内容の本なのかすらわからず買いました。



そしてせっかくジャケ買いしたのだからと、あらすじも読まずに(基本的に新しい本を買うときは裏のあらすじで判断する派の人間)読み始めると


まあ、これが面白い


森博嗣さんの『すべてがFになる』



ジャンルはミステリーでした。一応。


一応、というのはありきたりなミステリーではなかったというのと個人的に面白かったのが事件の犯人やトリックではなかったというところ


もちろんトリックは斬新でしたがそれよりも自分が面白いと感じたのはキャラクターたちの「思想」




主人公は大学の助教授でコテコテの理系人間なのですが

その人のどこか冷めたような、客観的な世界の見方。及びその描写にすごく惹かれました



理系が出てくるミステリーと言えば東野圭吾の「ガリレオ」シリーズが浮かびますがこの作品はガリレオよりももっと理系くさい。


そもそも事件発生が研究所なので変人しかいない・・・・・・・というと失礼だがとにかく主人公に負けず劣らずな思想をもった人々が数多く登場する


そしてその手の専門用語が多用されるので理解が難しい分野も多々ある。しかし重要な所は解説してくれるので、文系でも安心して読める。もちろん理系は理系で十分楽しめる。


この話はシリーズの一作目にあたりあと9作、続編があるらしい


久々にどっぷり嵌れる物語に出会えてうれしい限り。



ネタバレは避けるので内容は書きませんがとにかく、全力を持ってお勧めします
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